考えたこと2

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マズローの欲求段階説
マズローというのはアメリカの心理学者。
彼の自己実現理論によると、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生き物である」ということである。

何となく、アメリカらしい、前向きの理論ではないか。

そして、人間の欲求を5段階に分ける。
これがマズローの欲求段階説。

その5段階とは、

 1.生理的欲求
 2.安全の欲求
 3.所属と愛の欲求
 4.承認の欲求
 5.自己実現の欲求

となっている。

生理的欲求は、睡眠や食事といったもの。
安全の欲求は、安定・安全を望むもの。住むところや快適な暮らしというところか。
所属と愛の欲求は、どこかに所属したい、愛されたいという欲求。このへんからだいぶ高度になってくる。
承認の欲求、これが大事だと思う。誰か他の人に承認されたい、という欲求。これは難しい。
自己実現の欲求、これは文字通り、自分のやりたいこと、やるべきことを実現したいという欲求。これはどちらかというと、自己満足ではないかと思う。

ここでいう、「承認の欲求」が、やりがいとつながっている。

承認の欲求とは、誰かに認められること。
仕事をして、誰かに認められる、あるいはその仕事が誰かを助ける、誰かが喜んでくれる…、それがやりがいにつながるんだと思う。
でも、そう簡単に認めてくれるハズがない。
仕事でやっているのだから、当たり前だ。
でも、時にはその仕事の範囲を超えてやってしまうことがある。
それが、大事なのだろう。
ついつい残業してやってしまったり、本当はここまでなんだけど、もうちょっとやるか、というような事だ。
それがなければ、やりがいは難しい。
そういうものだと思う。
ぼくの経験だ。

誰にでも当てはまるかどうかはわからない。

でも、一緒に仕事をした何人かは、わかってくれると思う。



| | 考えたこと | 21:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
先生
小学校から高校まで、12年。
人によって違いがあるだろうが、科目担当も入れると、40人くらいの先生に習うことになる。
今はクラスが少ないから、もっと少ないかもしれない。

その12年間で運がよければ、いい先生に出会う。
ぼくが覚えているのは、小学校5、6年担任の先生。
前に書いたと思うが、いろんなハナシをしてくれた。
一人で山に入って、寝袋に入って寝ている時に熊が出てきて、じっとしていると顔をじっと見て去っていったというハナシは何度も聞いた。
いい先生だった。

中学校の時はあまり覚えていない。
中学になると科目担当も増えて、たくさんの先生に習う。
美術の先生は変わっていた。
とにかく、色の12色を覚えろという。
赤、赤みの橙、黄みの橙、黄、黄緑、緑、青緑、緑みの青、青、青紫、紫、赤紫という12色を今でも言えるのは、この先生のおかげ。

高校では公民の先生。
公民という科目はあまり人気が無かったが、ぼくは好きだった。
全く教科書は広げず、自分の好きなことを教えた。
プリントで日本の3人の学者を取り上げ、一年間それをやった。
ほとんどみんな内職していたが、ぼくは面白かった。
この授業で「読んでわかる」という快感を体感したと思う。

よい先生に出会うのは運だ。
先生を自分で選ぶことはできない。
そして、結果的によい先生とわかるのはずっと先だ。

だからこそ、よい先生に会うのはむずかしい。



| | 考えたこと | 00:16 | comments(0) | trackbacks(0) |