考えたこと2

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フェイクニュース
日経に「日本のZ世代「所得の分配に不平等感じる」6割」という見出し記事があった。
コンサルのデロイトトーマツが調査結果を発表している。

それによると、

『「富と所得が平等に分配されていない」と認識している回答者の割合は、日本では63%だった。世界全体では66%で、社会に不平等が生じていると多くの国のZ世代が考えていることがわかった。』

と書いてあった。

欧米に比べると、日本の不平等はまだマシだというのが常識。
特にひどいのはアメリカのはず。
日本でも世界と同じように不平等が生じていないとは言わないが…。
アメリカとは桁が違う。

この記事に見出しをつけるとしたら、日本のZ世代というより、世界のZ世代、というべきだろう。
日本のZ世代が特筆すべきデーターになっていないからだ。

それよりも、この記事で大事なのはその後半。

『「富と所得の不平等を低減するために自身で取ったことがある行動」を尋ねると、日本と世界全体で大きな差が見られた。「所得の不平等の低減に取り組む政治家に投票する」との回答が全体では29%だったのに対して、日本では5%にとどまった。「低所得者層のために活動する団体に、教育資金・物資を寄付した」のは世界全体で27%だったが、日本では4%だった。』

日本のZ世代は世界に比べて社会参加の意識が低い、ということだろう。

それこそが、この記事で訴えるべきことだったはず。
デスクもそれは分かっていたはずだ。

本来なら「日本のZ世代、社会意識が諸外国より低く」という見出しであるべき。

なぜそういう見出しをつけなかったのだろうか。
こういうことが積み重なって、世の中の意識が歪んでいく。

日経の数字に対するリテラシーが低いのか、それとも何か意図があったのか…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
結果を求めない
ツイッターに出ていたが、最年少タイトル防衛をした藤井聡太が、記者からの質問に答えた言葉が話題になっている。

彼は記者から「記録に興味を示さないのはなぜか?」と聞かれてこう返した。

「結果ばかり追い求めていると結果がでなかったときにモチベーションを維持するのが難しくなる。内容を求めていくことでそれは解決できる」「強くなることで新たな景色をみることができたら」

就活も同じだ。
結果を追い求めてはいけない。
でも、それはなかなか難しい。
まさに、「結果ばかり追い求めていると結果が出なかったときにモチベーションを維持するのが難しくなる」のだ。

就活生はみんな内定がほしい。
でも、内定がすぐに出る人もいれば、なかなか出ない人もいる。
すぐに出る人は、それなりの努力をしてきた人だ。

就活はある意味、それまでの人生の総まとめみたいなもの。
企業によって、求めるところは違う。
そのマッチングで内定するかどうかが決まるという気がしている。

よく、内定先は「運と縁」で決まるなどというが、その言葉がマッチングの相性を表している。
そういうことは以前結果のキャリアで書いた。

結局、結果を求めるのではなく、自分がどう頑張って、どこがダメだったのかということをレビューすることが一番大事なのだ。
内定は一つあればいいのだ。
いくつ取っても、行けるところは一つだけ。
そういうふうに思うことが大事。

また、一生の選択だと思うとプレッシャーが大きくなる。
少なくとも3年は働けそう、という観点で選ぶことだ。
どれだけ頑張っても、それ以上のことはやってみないとわからないのだから。
今はどこも中途採用をやっているし、新卒一括採用はもう崩壊している。

だから、結果を求めないことだ。
言い古された表現だが、結果はついてくるのだ。

プロセスを重視しよう。
そうすれば、きっといつか結果は出る。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:19 | comments(0) | trackbacks(0) |