考えたこと2

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結果のキャリア
今の若い人たちのキャリアは難しい。
親は昭和の世代だから、就職というより就社という感じだった。
どこかの会社に入って、定年までいるという時代。

でも、ぼちぼちそういう時代ではなくなってきた。
一生同じ会社に勤める人の割合は、どんどん減っていくと思う。
おまけに人生が長くなったから、いくつかの選択肢を持っておかないといけない。

仕事はやってみないとわからないもの。
運の要素がどうしてもつきまとう。
やらないとわからない。

何度か書いたが、やりたいことができる人はほとんどいない。
学校では、やりたいことは何?と聞かれるが、そんなことはわかるはずがない。
やったことがないことは山ほどある。
その中で何が向いているのかなどわかるはずもない。

時間や空間、持って生まれた才能など、制約が多い仕事選びで、何を選ぶかはほとんど運だ。
そんな中で、新卒で決まった会社で働くというのは最善ではないかもしれない。

おおかたの人たちは、決まった会社で一生懸命頑張っていると、その仕事が面白くなってやりがいが出てくる。
今まではそれでよかったのだ。
高度成長の時代、会社は大きくなったし、やりがいを持つこともできた。
しかし、バブルが崩壊してから、会社は儲からなくなり、日本は貧しくなり始めている。

これからは個人の能力を上げていかないといけない。
というより、個人の能力を最大限に発揮しないといけないのだと思う。
それによって、生産性を上げないといけない。

インターンなどの制度はだんだんと整ってきている。
少しでも向いているか、判断して仕事に就こうということだ。
しかし、仕事についてある程度一生懸命やって、それで向いていないと思ったら道を変えることも必要になってくる。

そういう意味では終身雇用をやめて、仕事を変わりやすくするのはいいことだ。
雇用の流動性を高めることが、個人にとっても、会社にとっても、いいことだと思う。

それでも、キャリアは結果論だ。
自分が仕事を終えてみないと、その結果はわからない。
いくら雇用を流動化しても、すべての仕事は試せないし、自分が向いているかはわからない。

人生はそういう矛盾に満ちて、終わっていくものだ。




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