考えたこと2

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1万人の第九 7回目練習
今週の練習は、コダマ先生も余裕が出てきて、発声練習がちょっと長かった。
フーガまで来て、仕上がる目処が付いたからだろう。

肩甲骨を開き、身体を前にかがめるようにして、骨盤底筋を締めて息を吐く。
その上で、鼻よりも高い位置で声を出すという感じ。
ちょっとわかってきたような気がする。

今回もソプラノの指導の時間が長かった。
だいぶ人数も減ったような気がする。
また少しアルトに移ったようだ。

フーガのメロディは難しい。
それを完璧に歌うのは至難の技。
今回はフーガの歌詞の指導があった。

歌詞の中で、Seid umschlungen(ザイトオムシュルンゲン)というところがあるのだが、ここを歌う時に、ザイトオム・シュルンゲンと歌うのはダメで、ザイト・オムシュルンゲンと歌うように、ということだ。
ザイト、で単語が切れていて、ネィティブは必ずそう歌う。
さらに、ザイトの最後の[t]をちゃんと発音することが大事。
ドイツ語に忠実に歌わないと、第九は歌えない。

日本語の感覚でいうと、ザイトオム・シュルンゲンになってしまいがち。
たしかに、先生のいうように歌うと、メロディの上がるところも歌いやすい。

本番の3日後の打ち上げは、100人ほどが定員。
一緒に参加する人と2人で申し込んでOKでだったが、早くもキャンセル待ちとのこと。
ぼくらのような年寄りが行っても、浮くのではないかと思ったが、とりあえず行くことにする。

今年はぼくらの教室の男性はアリーナ席で歌えるとのこと。
一部はスタンドになるらしいが、できればアリーナでオーケストラと一緒に歌いたい。
おそらく、女性がかなり多いので、男性をオケの近くに置きたいのだろう。
佐渡裕の要望らしい。

アリーナだと回りのスタンドのコーラスも聞こえるかもしれない。
期待しよう。


| | 考えたこと | 19:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
ネットの弊害
インターネット上では自由にものが言える。
だから、玉石混交だ。
正しいこともあるが、ウソもある。
自然科学の世界では、正解は一つというのが多いが、そういうウソは淘汰される。
正しいサイトはいろんな人から参照され、リンクを張られるから、ページランクが高くなる。
グーグルの仕組みだ。

しかし、社会科学や人文科学のように、正解が決まっていないものは難しい。
それでも、インターネット以前は、そう簡単に意見公開できなかったから、害はなかった。
ところが、ネットの時代になると、誰もが意見公開できるし、中には意図的に間違ったことを流して、誘導しようというような輩も出てくるから、難しくなる。
だから、ネットリテラシーが重要になる。
簡単にインターネット上の意見を信じてはいけない、ということだ。

ロシアや北朝鮮はそういうものを流しているという。
中国もサイバー部隊が強いというし、本気になったらアメリカも恐いだろう。

そもそも、何が正しいのか、何が正義なのか、立場が変われば変わるのだから困ってしまう。

インターネットが発達して、どんどん便利になり、誰もが発信までできるようになったことが、こんな事態を招いた。

ホームページしかなかった頃は、ホームページが作れる人しか発信できなかったが、簡単にホームページが作れるようになり、SNSというようなものもできて、発信するハードルはどんどん下がっている。
今や誰もが、全世界に対して意見表明できるようになった。

特にSNSと呼ばれるものは、誰かの意見を「いいね」したり、「リツイート」したりして、どんどん加速度的に広げることができる。
主に、そういうのがフェイクニュースになるのだろう。

人は自分が信じたいと思うものを信じる、ということだ。

結局、自分が好きなものをフォローするから、自分にとって好ましいものしか流れてこない。
そういうところで、「こんなウソを流しているやつがいる」ということになると、炎上ということになる。
中には嫌いなものをウォッチしている人がいるのだ。

インターネットはあらゆる権威を蹴散らしていく。

21世紀はどんな世紀になるのだろうか。
まだ始まったばかりだが…。

なんとなく、不安になる。

| | 考えたこと | 01:34 | comments(0) | trackbacks(0) |