考えたこと2

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うっとうしいドラマ
ここ何週間か、木曜日の夜のドラマを見ている。

別に見たくはないのだが、家族が見るので仕方がない。
見たくないから、別の部屋に行くというのが面倒くさい。
ネットをしながら、ついついスジを追ってしまうのが情けない。

「それでも生きていく」というドラマだ。

どうも、小さい時に友達の妹を殺した20代の男を、その殺された妹の兄が探すという話。
男と兄は同級生らしい。
そこに当然、その両方の家族が巻き込まれる。

こんな話は大嫌いだ。
ひとことで言うと、うっとうしい。

そんなテーマを何回もに分けて、ドラマで流すという気が知れない。

こんなテーマがやりたいのなら、映画館で3時間でも4時間でもいいから、作品にすればいいのだ。
それなら、本当に見たい人だけ見に行ける。
こんなものを付き合いで見てしまう人間の気持ちは、わからないのか。
そんな映画を作っても、売れないだろうとわかっているのだ。
そんなものを連ドラにする…、アホではないか。

そんなテーマを設定しても仕方がない。
被害者の感情、加害者の理由、そんなものを描いてどうするのか。
そんなものは、すぐれて個人的なものだ。
その人が生きて、感じるものだ。
実際に自分が経験しないと、わからないという類のものだと思う。

いくら、一生懸命に演じたとしても、そんなものは嘘だ。
想像で演じられるものではない。
それも、若い俳優に、できるわけがない。

早く終わってほしい。
つきあわされる身にもなってくれ。


| | 考えたこと | 08:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
いろいろあって
アメリカのドラマで、メールの場面があった。

どうして連絡をしなかったのか?という返事に、「いろいろあって」という字幕。
書かれた文字が"Work it out."だけだった。

もちろん、意訳だろうが、Work it out の意味を調べてみた。
どうも、「何とか頑張ってやってみる」、という意味が一般的。

ビートルズの"We can work it out"という曲は、「恋を抱きしめよう」という全く違う邦題がついているが、これはこの当時の流行。
いまなら、「うまくいくさ」というような題名になるだろう。
「私たちには、きっとできるはず」というような意味になると思う。

しかし、どうして連絡をしなかったのか?という返事に、Work it outと書く、このニュアンスはわからない。

結局できなかったのに、「うまくやる」と答えているような気がする。

これがどうして「いろいろあって」になるのか。
事実関係の文脈から、そういう意味になるのか…。

仮定法のイメージで、うまくやろうと思っていたのだが…、というニュアンスだろうか。
それが転じて、「いろいろあって…」という意訳になるのか…。

これは難しい。


| | 考えたこと | 00:35 | comments(0) | trackbacks(0) |