考えたこと2

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リズム隊
4人とか5人編成のバンドで大事なのは何だろう。

うまくても、さほど目立たないが、ヘタだと演奏がぶちこわしになるもの…リズム隊だ。
ドラムスとベース。これがヘタだと、他のメンバーがどれだけ頑張っても聞けない。

人間的に正確なビートがきざめること、これだ。

「人間的に正確」というのは、リズムマシンのように機械的に正確ではないということ。
適度なツッコミやモタリがビートを生む。

コンピューターで作るドラムスにも、「ヒューマナイズ」というような機能がある。
ランダムに少しずつジャストのビートから外したり、ツッコミやモタリをプログラミングできる機能。
それによって、文字通り「人間らしい」ビートになる。

ベースも、ビートが大事だ。
ソロで見せるプレイではないところでは、音楽の底を支えるビートを作らないといけない。

ドラムスとベースがちゃんとビートをきざめれば、ノリができる。
それができれば、少々ギターがヘタでも、ボーカルがヘタでも、一応聞くことができると思う。
手拍子ができるのだ。

かっこいいギターやキーボードのソロも、リズム隊が支えているからこそ、聴衆をひきつける事ができる。

縁の下の力持ちである。

本当にかっこいいのは、そんなリズム隊。

演奏を聞いて、自然と身体がリズムをきざめる時は、そんなかっこいいリズム隊が活躍しているんだと思う。

ギターでいうと、Earth Wind and Fireの"September"や"Fantasy"の演奏はそんなかっこよさがある。

あんな演奏ができたら、本当に気持ちいいだろうなあ…。


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